平泉町の平泉中(松尾芳弘校長、生徒241人)は、2008年度から学校独自の試験「平泉検定」を始める。郷土の宝「平泉の文化遺産」の世界遺産登録を見据え、全生徒が歴史や文化への知識を高め、郷土愛をはぐくむのが狙い。授業で学んだ成果を試験で確認し、合格すれば検定証が贈られる。2、3年生に対しては「平泉学ジュニアガイド認定」の実施も検討している。
平泉検定は、同校が取り組む「郷土・平泉学」授業の一環として実施。総合的な学習の時間を活用し、本年度は1年生が48時間、2年生25時間、3年生は43時間、平泉学習に取り組む。
検定に向け授業では、07年度に学校独自に作製したテキスト「郷土・平泉学」を使って▽世界遺産とは▽平泉遺産の特徴▽平泉の歴史―などを学習。試験は1年生が2月、2、3年生は9月ごろを見込み、試験前には検定練習も予定する。
試験問題はテキストを基に、教員のほか地域住民や保護者、生徒らでつくる学内の平泉学推進委員会が作成。一問一答や記述などを加え、正答率8、9割程度を「合格」とすることで検討している。
これまでも平泉町教委の事業で平泉学習に取り組んできた2、3年生は「平泉学ジュニアガイド認定」にも挑戦する予定。地域のボランティアガイドを講師に、実践を通して小中学生相手に簡単な平泉案内ができるような知識やマナーを学ぶ。
09年度以降は1年生が「平泉検定」、2年生は「ガイド認定」に取り組む体制にする。
松尾校長は「世界遺産登録を好機に地域住民や保護者とともに平泉を学ぶ機会をつくり、子どもたちに郷土に対する誇りや関心を高めてもらいたい」と期待する。
千葉高代前PTA会長は「日々、当たり前のように遺跡の中で生活しているが、学びを通して平泉の良さを再発見してほしい」と願う。
(
岩手日報)
前沢牛オガタ【前沢牛ビーフカレー】2食入り 
BlogPeople「ニュース・一般/ローカル」ブログランキング人気blogランキングへ