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地域限定通訳士の1期生活躍中 県内観光地

観光地で外国人観光客を案内する「地域限定通訳案内士」。2007年度から本県を含む全国4県で導入され、県内でも「第1期生」が活躍の場を広げている。平泉文化の世界遺産登録が決まれば、外国人観光客の増加が予想されるだけに、地元ガイドならではの高い専門性に期待がかかる。今後は「プロの通訳ガイドがいる観光地」という認知度アップも課題だ。

 仙台市職員の岩渕康民さん(59)=奥州市水沢区出身=は本県の地域限定通訳案内士。岩渕さんは5月30日、「ひらいずみ通訳・ガイドの会」の通訳案内士・大川博子さんのサポート役として、米国・ミネソタ州から平泉町の毛越寺と中尊寺を訪れたカイ・ナン・アンさん(60)と妻のスエイ・チン・ワン(58)さんを案内した。

 岩渕さんにとっては資格取得後3回目のガイド。「平泉は現存する寺院などが少なく、外国人に理解してもらうための説明に苦労する」と、平泉の価値を伝える難しさをあらためて実感した。

 岩渕さんは仙台市内で約20年間、英語のボランティアガイドを続けるベテラン。昨年、本県の地域限定通訳案内士試験に合格し、同会に所属した。公務員のため無償でガイド活動を行っている。

 県内唯一の通訳ガイド団体「ひらいずみ通訳・ガイドの会」は06年2月設立。現在、通訳案内士16人と地域限定通訳案内士9人を含む45人が所属、県全域を対象に通訳ガイドや翻訳活動に取り組んでいる。

 07年は依頼が倍増したが、県内の通訳ガイドの存在を旅行代理店など関係者に知ってもらうことが課題となる。

 岩渕勝夫会長は「4月からホームページやチラシによる宣伝に力を入れている。ガイドの会を知ってもらい、地元の通訳だからこそできるきめ細かい対応をしていくことが必要」と意気込む。

 県は8月31日から本年度の試験を実施する。受験受け付けは27日まで。問い合わせは県地域産業課(019・629・5534)へ。
岩手日報





平泉の観光情報はe-hiraizumi.com





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